先日のニュースでお伝えしたように,セガから2009年12月3日に発売されるPSP用ソフト「ファンタシースターポータブル2」の先行店頭体験会が,7都市14会場で開催される。
本日(11月7日)は,その第1弾として4会場で店頭体験会が行われ,東京のGAMESマーヤ葛西店には本作のプロデューサーである酒井智史氏が来店した。合同インタビューではあるが,酒井氏に話を聞くことができたので,ここではその内容を中心にお届けしよう。
本作は,「ファンタシースターユニバース」の流れを汲むシリーズ最新作で,2008年に発売されたPSP用ソフト「ファンタシースターポータブル」の続編に当たるRPGだ。
物語の舞台は「ファンタシースターユニバース」エピソード3から3年後で,完全新作のストーリーが展開される。プレイヤーは,グラール太陽系に存在するリゾートコロニー「クラッド6」に拠点を置く民間軍事会社「リトルウィング」のメンバーで,登場キャラクター達も前作からは一新されている。
なお本作の特徴については,TGS 2009のステージイベントで行われたプレゼンテーションに詳しいので,「こちら」のレポート記事で確認してほしい。
また「こちら」の記事でお伝えしたように,本作のスペシャル体験版の配信が開始されている。「ストーリーモード第1章」と,アドホック通信を使用した「マルチモード」の一部がプレイ可能で,さらには体験版でプレイしたデータをそのまま製品版に引き継ぎ可能だ。
加えて,「こちら」の記事で紹介したように,前作「ファンタシースターポータブル」(PSP the Best版含む)からの引き継ぎ可能要素&特典要素も存在する。
体験版をプレイしてスタートダッシュを決めたいけど,前作のデータも引き継ぎたいという人もご安心を。「1」のデータを「2」体験版にインポートしてから,「2」体験版のデータを「2」製品版にインポートすれば,引き継ぎ要素&特典を入手しつつ,「2」体験版のデータを「2」製品版に持っていける。これから「2」体験版を始めるという「1」経験者は,体験版のプレイ前にデータのインポートをお忘れなく。インポートしないで「2」の体験版を始めちゃったという人は,まあその……がんばれ。
正直なところ,「体験版が配信されているのに体験会に行く意味あるの?」と思う人もいるかもしれないが,試遊した人には「特製アイテムパスワードカード:エミリア」が,体験会当日に店頭で予約した人には「特製アイテムパスワードカード:ユート」がプレゼントされる。いずれもこの体験会でしか手に入らないアイテムなので,欲しい人は「こちら」の記事で先行店頭体験会のスケジュールを確認しておこう。
“超進化”した「ファンタシースターポータブル2」は
PSPを持っている人すべてに買ってもらいたい
合同インタビューの最初に,「ファンタシースターポータブル2」が“完成”したことについて,酒井氏は以下のようにコメントした。
「今回は五つの“超進化”ということで,かなりがんばっていろんなことに力を入れました。いままでやっていただいた方,やってない方,すべての方に満足していただける,『PSPを持っている方すべてに買って欲しい』と思えるすごいソフトになったと思います。
インターネットマルチモードのように,いままでにない試みとかもたくさんやっています。ダウンロードやUMDの体験版を手に入れてぜひ体験していただいて,もっともっと『ファンタシースター』というブランドが広まっていけばいいな,と思っております」
――体験会が開催された感想を聞かせてください。
酒井氏:
GAMESマーヤさんと新宿のお店に行ったんですけど,思った以上に,本当にたくさんの方に来ていただいて。もう体験版を配信しているので,そんなにたくさんの方に来ていただけるのか,と思っていたんですけど,ユーザーの皆さんもかなり盛り上がっていて。かなりの手ごたえを感じています。
同時に期待度というものもすごく感じているので,がんばっていいものを作っていこうという気持ちです。
――体験版での注目ポイントを教えてください。
酒井氏:
ストーリーをやって,チュートリアルで新しい部分を体験していただいて,新しいストーリーに興味を持っていただいきたいです。そのあとで新しい対戦のミッションとか,マルチの今までになかった遊びの部分も楽しんでいただければと。
製品版では100時間を軽く超えるくらいは遊べると思いますよ。
――本作のセールスポイントを教えてください。
酒井氏:
今回は“五つの超進化”とアピールしていますが,それでも絞りきれないくらい全部進化しているんですけど,やっぱりインターネットマルチモードで,全国の人とマルチプレイができるというところは,今までもPSPで実現したソフトはほとんどないと思うので,そのへんはぜひ楽しんでいただきたいです。
マルチモードというところでは,4人対戦とかチャレンジモードとか,今までにない遊びもかなり入っていますので,マルチプレイをするゲームとしても,究極のものになっているんじゃないかなと思います。
――インターネットマルチモードで苦労した点はありますか?
酒井氏:
アドホックのマルチモードとインターネットマルチモードでやっているときって,距離が全然違うので,ラグの問題が発生してしまったんですね。ただ,そういう中でいかにラグを感じさせないようにするか,根本の部分から何回も見直して今の作りになっているんで。環境の問題によって多少のラグはありますけど,皆さんにちゃんと楽しんでいただけるようになっているんじゃないかな,と思います。
――本作では,各種メーカーとのさまざまなタイアップが発表されていますが,今後発表される企画もあるんでしょうか?
酒井氏:
そうですね。ま
引用元:RF online Z 総合サイト
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